銀河径一郎 小説、物語の部屋

銀河径一郎による不思議な物語、怖い話、面白い小説、ファンタジーなど。

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  §3


 夕焼け空が映り、カメラが下を向くと郊外の駅にズームインしてゆく。
 通勤電車が着いて、ホームに人々の忙しい歩みが捉えられる。
 ホームを歩いてゆくサラリーマン風の男に焦点が合う。
 顔は顎までしか映っていない。
 まずまずの演出だ。この映像を作るだけでもかなり金がかかったろう。
 感心している暇もなく、伴野秘書の「お願いします」という小声がかかった。
 私は覚えている冒頭を話し出す。

「私は市岡政雄、生まれは新潟の豪雪地帯です。
 高校までは田舎で過ごし、青稲田大学文学部を出て、現在45歳。
 中堅の広告会社で企画部門に勤めています。
 知り合った当時、取り引き先のデザイン会社で事務をしていた妻の宏美はひとつ下の44歳です。
 今は家にいて、ちょっとしたイラストの副業をしています。 
 長男の翔也は18歳。
 大学受験が控えていますが、こういうと親バカですが、私に似ず成績が抜群なので、東大合格も間違いないです。
 長女の優菜は16歳。
 こちらはおっとりしてマイペース、ディズニーランドが大好きで年に何度もせがまれたのですが、最近は友達と行くのでこっちは楽になりました。

 まあ、ごくありふれた家族と言えるかと思います。

 振り返ると、なぜ文学部に進学したのか、今では自分でもわからないのですが、私は文学というものの力を異常に過信していました。
 もっとも中学の頃は医者になろうと思っていたのです」

 ここで映像は、病院でてきぱきと指示を出して手術を執刀している医師の姿に切り替わった。
「医者という職業のいいところは、人を助けるという行為が明解にわかることです。
 自分が治療し、病人が治る。
 この単純明解さ、しかも感謝される。
 しかし、ふと思ったのです。
 世の中で苦しんでいる人は、病気の者とは限らないのです。
 いや、むしろ、病気より他の理由で苦しんでる数の方が多いに違いない。
 そういう多種多様な苦しみを癒すには何が必要かと考えた時、私は心の持ちように働きかける文学という力に希望の光を見出したのです。
 その辺が今思うと非常に短絡的なのですが、
 とにかく、私は高校の頃には文学部に志望を変えていました」

 映像は青稲田大学のキャンパス風景に切り替わる。
 パソコンの画面に小説を打ち込む男の後ろ姿。
 学生たちが教室、階段、ゼミの部屋、いろんな場所で議論をしている。
「文学部に入った私は自分の創作活動に打ち込んだり、仲間と議論をしました。
 しかし、世間を唸らせる発想や、強烈な体験があるわけでもない私の創作は、むしろ古臭いものだったように思います。それでいて、神話の力やおとぎ噺の力を取り戻そうとするアジテーションみたいでもありました。
 仲間たちとの議論は、どういったハナシが受けるかとか、簡単な新人賞の取り方みたいな手前勝手なものが多かったのですが、ある時は『飢えて死ぬ子供の前で文学は無力か?』というサルトルの命題についても熱く論じ合ったのです。
 結局、大学で私が得たのは、創作を通じて親交を暖めたFという友人と、四季の数と同じくらいの新人賞に落ちた回数と、実を結ばない議論の記憶の断片ぐらいだったように思います
 広告会社に就職すると、就職しても書くぞという決意はあったものの、次第に執筆に向かう時間は減ってしまいました。」
 
 映像は、夜、残業している男の姿を映し出す。表計算の数字がスクロールしてゆき、評価を打ち込む男の手元がアップになる。
「就職して間もない頃、私にとって一番ショックな出来事が起きました。
 大学時代一緒に議論し、互いに創作を励まし、互いの一番の読者だったFが、何の前触れもなく、自殺してしまったことでした。
 Fは私にとって最高の読者だったのに、病んだ現代人を救うのだと嘯いていた私の小説は彼の心を少しも救えなかったのです。
 仮に私の小説が賞を取ってベストセラーになっていたとしても、ひとの生き死ににとって文学も医学と同じぐらい無力なのだ、これが現実でした。
 やはり、もっと強い力が、権力さえも掌握する力がなければ、ひとを救うことはできないのだ、そういうあきらめにも似た感情が強まり、私は書くことをやめたのです。
 しばらくした頃、取引先で事務をしていた宏美と次第に深い仲になり、結婚しました」

 映像は、若い夫婦が赤ん坊をあやしている場面になった。
 赤ん坊ははやされて笑い、はいはいをして笑い、少し大きくなって、つかまり立ちして尻餅をつき、よちよちと歩いて鳩を追いかけ、はばたきに驚いて泣き出す。
「まもなく、長男の翔也が生まれました。
 それまで想像もつかなかった喜びでした。自分の生命を引き継いでいる、この小さい生命が次第に成長してゆく楽しみ。
 その後、妹の優菜も生まれましたが、私は長男の翔也がものごころ付きはじめると、少しずつ自分の描く夢をこの子に託したいと思い始めたのです。
 それは、翔也を人格者として育て、政治家として出世させ、権力の座につかせ、世の中を救うような大人物にする。
 そうです、これが私の最大の夢なのです」

 映像は田舎の豪雪の様子に切り替わった。
 雪が屋根を覆いつくし、一階部分は雪の階段を降りないと辿り着けない。その階段の段差すら埋めようとする雪を、背中の曲がった老女がスコップで掘り起こしている。
「私は正月に里帰りした折、幼稚園児の翔也に(どうしてあのおばあちゃんの背中は丸いの?)と尋ねられて、(雪おろしが大変だから曲がったのんだよ、可哀相だね)と言ってやります。
 すると翔也は(そうか、可哀相だね)と言います。
(この雪おろしの作業で毎年何人かの人が死んでいるんだよ。
 お前はいっぱい勉強して、こういう人を助けてあげる大人にならなければならないよ)と教えてやります。
 すると翔也は(うん、僕が助けてあげるよ)とうなづきます」

 映像が夏の田園地帯の風景になる。
「盆休みで帰省した時、私は小学生の翔也に山脈を指差しながら、おらが土地の総理について話してやります。
(昔、この山脈を削って豪雪をなくそうと演説した政治家がいたんだ。その人は総理大臣になって日本全国に道をいっぱい作った。そういう政治家になってみんなを幸せにするって素晴らしい仕事だろ。お前もたくさん勉強すれば、そういう偉い政治家になれるよ)と導いてやります。
 すると翔也は(僕、偉い政治家にるよ)と宣言して、私を感動させます」

 映像が詰襟の学生服を着た男子中学生になる。
「私は中学生の翔也に教えます。
(官僚を最も完璧に操縦したのがおらが土地の総理なんだよ。彼は全ての数字を暗記して手順を示して官僚を従わせた。ただ、彼にも誤りはあった。賄賂は絶対にいけない。そのせいでそれまでの功績にまでケチがついてしまった。
 それから、利益誘導型の政治も間違いだった)
(利益誘導型って何?)
 翔也が尋ねると、私は答えてやります。
(自分とつながりのある人に優先して仕事をまわすことだ。それは不公平だし、仕事をもらった人もいろんな面でできない人間になってしまう)
 私が答えると翔也はうなづきます」

 映像がアイビー風のワッペンのついたカーディガンを着た男子高校生になる。
「私は高校生の翔也の意見を聞いてます。
(調べてみると、今、外国為替市場には実際に貿易で必要な額の二十倍以上の想像を絶する資金が動いてるんだよ。
 それは一国の政府の力では歪んだレートを維持できないことを表わしている。実際イギリスの中央銀行はジョージ・ソロスの売り浴びせに屈服して変動相場制に移行したんだから。
 ところが、日本は今も何も考えてないんだよね、ただ円高の時だけ米国債だけを買って売りもしないんだから。
 経済だけじゃない、環境問題だって相当に深刻だよ。温暖化が進めば大変な事態になるのに、手ぬるい対策しかないんだからさ。
 これからは、持続可能な再生産型の経済と環境に、政治が導いてゆかなければならないと思うんだよね)
(お前ならきっとできるよ)と私は励ましてやります。
 すると翔也は(うん、僕が総理大臣になれば楽勝だね)と言います」

 映像は銀杏並木を映し出す。
 かつては学生運動の砦だった安田講堂の下を息子と父親が歩いている。
「私は誇らしい気持ちで東大生となった翔也を眺めて聞きます。
(進路はどうするつもりなんだ?)
(うん、ステップとして官僚になって政務次官になるか、政治家の秘書になるのが一般的だけど、この間のニューヨークの弁論大会で1位になったから、アメリカのCNNを受けないかって誘われてるんだ、アンダーソン・クーパーとかカッコイイよね。
 あっちで修行して、日本でキャスターになって、選挙に出るってのもありかなって。
 結局、どのステップも時間をかけなきゃいけないけど。
 父さん、どう思う?)
(父さんはアメリカのことはわからないな、お前の判断力を信頼してるから、好きな道を行けばいいじゃないか)
(ありがとう、父さん)
(優秀な息子で鼻が高いよ)」

 映像は30歳ぐらいの翔也がキャスターとして大臣に質問をしているところだ。
「大臣は翔也の質問に真正面から答えず、言います。
(これからは、そういうことも含めて、改革案を検討していこうと、)
(ちょっと、あなた)
 翔也がキレた、私はまずいと思って缶ビールを握り締めて心の中で言ってやります。キャスターが感情的になってはいけないぞ。
 しかし、続く翔也の言葉は落ち着いていました。
(私は、あなたのコメントいただくために命かけてます。あなたも政治生命かけて答えてください。
 質問は簡単な二択です。その時点で、大臣は事実を知っていたのか、知っていなかったか、どちらなんですか?)」
(それはですね……)
 大臣は汗を拭って答えた
 映像は新聞の紙面に切り替わる。翔也に知らなかったと答えた哀れな政治家が解任された記事だ。

 映像はフラッシュが煌めく記者会見の模様だ。
「翔也は、深々とお辞儀をして挨拶します。
(これまで番組を応援してくださった皆様には大変心苦しいんですが、この政治状況は外から批判しているだけでは改善されないと思い、今週をもちましてキャスターを降板させていただき、選挙に立候補いたします)

 映像は同じようにフラッシュが煌めくが、今度は当選風景だ。
 それも今までの日本の選挙では見たことがないような広いホールを貸しきった当選報告会だ。
「翔也は、深々とお辞儀して、会場をゆっくりと見渡して、口を開きます。
(当選した今、はっきりとここで言わせていただきます、私は無力です)
 意表をついた第一声に、会場が水を打ったように静まり返る。
(応援してくださった皆様の後押しがなければ、私は何もできないんです。
 当選したからそれで終わりじゃない、これは皆様の最初の一歩です。
 どうか、最後までご支援をお願いします。
 日本を皆様の力で、私を使って、皆様の力で、よくしてください、これが民主主義なのです。)
 詰めかけた支持者から歓声と拍手がドッと沸きます。」
 
 映像は総理官邸の階段の記念撮影だ。
 一番下の段の中央の位置に立つのは、今の私と同じぐらいの歳の翔也だ。
「総理大臣となった翔也は国会の演壇で話しかけます。
(国民の皆様には、現在直面している状況が今までの報道以上に危機的であることを認識していただきたいのです。
 私は、環境破壊、劇的な環境崩壊からわが国と世界を守ること、グローバルな流れの中で経済や福祉を失速させずに持続再生型に転換させること、よりクリアーで効率的な行政システムに移行させること、同時にみっつの舵をとらなければなりません。
 これらの課題を解決するため、全ての国民の皆様の率直なご意見とご協力をお願いいたします)
 議場の議員から一斉に拍手が沸き起こり、翔也は顔をひきしめてうなづきます。
 私はテレビ中継を見ていて、涙ぐんでしまいます。
 まさか、翔也が、本当に総理大臣となり、天下、国家のために奮励邁進するとは。
 それは夢であったのに、翔也は私の期待に見事と応えてくれたのです。」

 映像は拍手の鳴り止まない議場をゆっくりと映し出した末に、フェードアウトしてゆく。

 私の脇でパンパンという小さな拍手が起きた。
 本津賀文麻呂の拍手だ。
 自分の息子を総理大臣にしたいなどという親バカの夢に、この大富豪が本当に喜んでくれるとは思ってもみなかった。
 私はさっきの握手で、会長が拍手することがどんなに大変かを推察できたから、会長が本当に私の夢を喜んでくれたのだと納得した。

「だんだん、だんだん、えがったわ」

 本津賀文麻呂がうなづいて言うと、隅に控えていた伴野秘書が近づいてそっと会長の頬を拭った。
 メイドがカーテンを開けて、室内が明るくなってくる。

「市岡さん、あなたの息子さんが総理大臣になって、この国のために働いてくれたら素晴らしいですな。
 私も政治家の端くれでした。ですから、選挙にいかに金がかかるかはよう知っとります、 あなたの夢の実現のために値段は多めにしておきますから、翔也君を必ず総理に育ててくださいよ」
 本津賀文麻呂は再び手を差し出し、私は両手でしっかりと握った。
「はい、きっと」
 本津賀文麻呂は力強い目で私を見ると、もう一度うなづいた。
 
 私は伴野秘書に一階の部屋に招かれ、書類を手渡された。
「電話でお話したように、個人で受け取ると、贈与税で半分取られてしまいますので、この書類に従って、まず受け渡しのための法人をお作りください」
 私は時々メモしながら、受け取り口座の作り方を学んだ。

 そして、最後に、私は尋ずにおられなかった。
「それで、下世話な質問ですみません、一体、いくら、いただけるんでしょうか?」
「ええ、おめでとうございます、7本です」
 私は7という数字だけで舞い上がった。
「えっ、7軒分ですか?」
 私の言葉に伴野秘書は微笑んだ。
「いえ、7本は7億です」
 私はめまいがしそうだった。
 息子を総理にしたいという夢の話が7億になったのだ。
「そんなに?」
「会長にも優秀な息子さんがいたのですが、十九年前、これから党の中堅になろうという時に交通事故で亡くされまして。
 おそらく、ご自分の夢を、市岡様の夢に重ね合わせたのではないかと」
「なるほど、それで」
「いや、私としたことが余計なことを申しあげてしまいました。今の失言、秘匿してください」
「はい、もちろんです」
「私も市岡様の夢、楽しみにしております」
「ありがとうございます」


  §4

 私は夢を売ったことは翔也が東大受験が終わるまでは家族には秘密にしておくことにした。

 すでに7億の選挙資金があるなどと言ったら、おかしな動揺をきたして、合格確実の判定を続けている東大入試に落ちてしまっては本末転倒だと考えたのだ。
 しかし、そのことは隠せても、私の不自然ににやけた顔は家族に気付かれてしまう。
 
 その日曜の夜は、私がリビングのソフアで新聞を読んでる横で翔也も優菜もそれぞれの雑誌を読んでいた。
「やだ、お父さん、何ニヤニヤしてんの」
 新聞から目をあげてボーっとしているところを優菜に指摘された。
「えっ、そうか」
「そうだよ、キモイよ」
「ごめんこめん、ちょっと頭の中で将来のこと考えてたんだ」
「あ、もしかして、私のウェディングドレス姿?
 早すぎだって、あたし、まだ高校一年だよ。早すぎ」
「そういえば、優菜は幼稚園の頃、お父さんのお嫁さんなるって言ってたなあ」
 私がからかうと、優菜はムッとしてキッチンに駆け込み、奥で「お母さん、お父さんがイジめるう」と言ってる。
「ばっかみたい」
 翔也がつまらなさそうに言う。
 テーブルの週刊誌をぱらぱらとめくる翔也に、私は言ってみる。
「気分転換なら、丁度、今、人気のドラマやってるみたいだぞ」
「いいよ、そういうの、つまらないんだよね」
「どうだ、受験の方は?」
「別に、予定通りだよ。もういくつやっても、本番も模試も変わりない。
 僕の受験道は完成した」
「お前はたいしたやつだよ」
「父さんさ」
 急に言われて、翔也を見つめた。
 翔也がいつになく笑顔なのは、私の顔がにやけていたせいだろう。
「うん?」
「やっぱ、いいや」
 翔也がテーブルに置いてあったクッキーをつかんで、自分の部屋に戻る後ろ姿に、私は、そっとつぶやく。
(総理大臣になれよ)


 ついに翔也の入試が今日終わる。それは翔也にとって合格という意味だ。
 私は夕食に間に合わせるため、いつもより早めに仕事を切り上げて家に帰った。
 今日は受験をねぎらう夕食の席で、政治団体の口座残高を見せるつもりで通帳も用意してある。

 私が一番最後にテーブルにつくと、宏美が言う。
「今日は翔也のご苦労さま会だから、翔也の好きなヒレカツなの」
「うん、うまそうだな。
 翔也の受験が終わったということは合格したみたいなもんだ、まずは乾杯」
 私と宏美はビール、優菜がオレンジ色の炭酸、翔也がミネラルウォーターを手に乾杯を交わした。パチパチと拍手で区切り、食事に移る。
「いただきます」
「いただきまあす」
 ヒレカツを口に運びながら私が言う。
「今日は、父さん、ちょっと発表があるんだ」
 すると翔也も
「僕も発表がある」
「そうか、じゃあ、翔也からしろよ」
 翔也は箸を置くと、何枚もの紙をまとめてテーブルの上に広げた。
「東大入試だけど、予備校の模範解答と合わせてみたら、正解率98.7パーセントだった」
「すっごーい」
 宏美と優菜の声が揃い、拍手が起きる。
「えらいな、どれどれ見せてみろ」
 私は赤ペンで採点されてる用紙を手に取って眺めた。
「ほおー、丸ばかり……」

 私の目が釘付けになった。
 そこには受験番号の欄と名前の欄が鉛筆で埋められてる。
 数瞬、何がおかしいのか理解できなかったが、そのまま声が出た。
「これは、これは、どういうことだ?
 お前の名前と番号が書いてある、この入試問題は?」
「あ、気付いた?
 へへ、これ、本物だよ」

 急にめまいがした。

「お兄ちゃん、本物って、どういうこと?」
「つまり、ささーと答えを書いて、そのまま持って出たんだよね、全教科」
 震えがきた。
「ま、まさか」宏美の声が上擦る。

 それはつまり答案を提出してないということだ。
 それはつまり不合格ということだ。
 それはつまり……、

 私は思わずテーブルを拳で叩いた。
「全てぶちこわしじゃないか?」
「まあ、冷静に、冷静に」
 翔也は悪びれもせずに言う。
「お前あ、何を考えてるんだ?」
「これは受験道に対する、僕なりの美しい到達点なんだよね」
「ふざけるな!」
「イチローって野球選手じゃないんだよね。
 剣術家が剣の道を究めるように、彼は野球の道を究めてるわけ。
 じゃなきゃ、あんな弱いチームでやってられないでしょ。
 あらゆる投球から体の反応だけで美しいヒットを打つことが彼の剣の道なんだよ。
 僕も受験を究めるということで、全ての教科を規定の半分以下の時間で書き上げ、この正解率に到達したんだよ」
「くだらん、お前、自分のしたことがわかってるのか?」
「普通、わかるでしょ」
「お前はみんなに将来、総理大臣になるって言ったじゃないか」
「それは言ったことあるけど、昔だよ。
 優菜に、お父さんのお嫁になるって言ったぞって、いいがかりつけるのと同じだ」
「昔じゃない、高校3年になってからも言ったぞ」
「だから高校がもう昔なの。
 進路に変更はつきものでしょ」

 そこで私は政治団体の口座残高を開いてテーブルに叩きつけてやる。

「これを見てみろ」
「何?」
「みんながお前に期待してるんだ、その証しだ」
「なにこの残高? 万、十万、百万、千万、 
 げっ、7億?」
「7億ーッ」
 宏美が「ちょっちょっと、どうしたの?」と聞く。

「お前を総理大臣にって山陰の本津賀って大物がポンと出してくれたんだ。
 わかってるのか、その期待を?高校3年のお前に選挙費用7億だぞ」
「バッカじゃないの」

 鈍い打撃音、私は反射的に翔也を殴っていた。

 翔也は頬を押さえて、私を睨んだ。
 いや、哀れむような色も混じっていたかもしれない。

 大きな音を立てて、翔也はドアから出て行った。

「あなた、どういうことなの?」
 私は真っ白な頭に思考を無理やり流し込んでやる。
「うむ、この前、山陰の大物に夢を話した。そしたらその大物は翔也を総理にする夢にポンと出資してくれたんだ。
 私立受験はもうできないのか?」
「今からじゃ、いいところはないわよ、だから私が言ったでしょ」
「まあ、あいつは確信犯なんだ、私立を受けてても意味ないだろうがな」
 しかし、頭の中は再び真っ白になってゆく。
 私の壮大な夢を、能力は十分足りているはずの翔也が踏みににじってゆくというのか?
 
 宏美は自殺まで心配して、警察に届けた方がいいと言ったが、私は不要だと答えた。
 殴られて萎むようなしおらしい人間なら、受験の答案を出さずに帰るなどという大胆な犯罪を起こす筈がない。そう、これは犯罪なのだ。
 それにやつの頭の回転はこちらよりずっと上なのだ、殴られることも想定内で、訳のわからないことをする大馬鹿者だ。

 そう言ったものの、私は暗い町を駆け巡って翔也の姿を探し続けた。
 Fのことが脳裏に浮かんできたからだ。
 やつも頭の回転は抜群だったが、私の意表を突いて事を起こした。まさか翔也に限って、そんなこと。
 こっちの心臓が破裂しそうなほど走ったところで翔也の居所がわかった。
 妻と優菜が同級生に電話してあたるうちに、(ああ、来てますよ)と返事があったのだ。
 私はホッとして帰宅した。


  §5


 その電話が入ったのは、出社して2時間ほどした時だった。

「市岡様、お久しぶりでございます」
「ああ、伴野さん、その節はお世話になりました。
 本津賀会長はお元気ですか?」
「はい、おかげさまで、元気になさってます。
 これも市岡様の夢を聞いて、生きる張り合いが出たのかと」
 私は青くなった。
 その会長が、もし翔也が東大受験をボイコットしたと知ったらどうなるだろう。
「いや、それは」
 私が言いよどんでいると、伴野秘書が用件を伝える。
「実は、今日、お電話いたしましたのは他でもありません。
 会長が急に会いたいと申されまして、お忙しいとは思いますが」
「そうですか、しかし、今日はちょっと仕事が詰まってまして」
「では明日いらしてください、チケットは都内からバイク便で今夜届くように手配いたします」
「わかりました」
 私は受話器を置きながら覚悟した。
 行けば必ず翔也がどうしているか必ず尋ねられるだろう、そうなったら正直に話すしかない。
 夢の実現性に重大な障害が生じた以上、あの金は返すしかない。
 それが筋だろう。
 それを聞いて会長がふさぎこむかもしれないが、なんでもないふりをして騙すのは正義に反する。
 いや、その辺はまず伴野秘書に話してみよう。
 金は返してもらうが、会長には嘘をついてほしいと頼まれるかもしれない。
 私は暗澹たる思いに浸った。
 せっかく手に入れた大金だが、仕方ない。
 こうなると、翔也のことでなく、別な夢で、たとえばインカの遺跡を撮影旅行したいという夢で応募しておけばよかったか。
 そんなことを考えてから、私は自分の発想を笑った。
 息子を総理大臣にしたいという話だからこそ、本津賀会長は買う気になったのだ。
 私は大きく溜め息を吐いた。


 飛行機を降りると雪が降り出した。
 リムジンの中で、私は伴野秘書には全てを話した。

「そんなに思いつめないで下さい。
 会長は度量の大きい方ですから、返せとは仰らないです」
 しかし、伴野秘書の言葉に納得できるわけがない。
「それでは私の気持ちが収まらないんです。
 それに会長に息子のことを聞かれたらどう答えたらいいんです?」
「心配なさらないでください」
「お願いします、私は嘘をつくのも、会長に心労をかけるのも避けたいんです。
 伴野さんからうまく伝えていただけませんか」
 私にできることは伴野秘書にすがるだけだ。

 本津賀の大きな屋敷にも雪が降り積もっている。
 旧首相官邸そっくりの階段を上がり、廊下を抜けて部屋に入ると、本津賀会長が嬉しそうに手を差し出した。
「久しぶりですな」
「またお目にかかれて光栄です」
「少し顔色が冴えないようですな」
「あ、ええ、ちょっと飛行機が揺れまして」
 会長はちらっと窓に目をやり、
「市岡さんの田舎とこっちでは雪はどうです?」
「雪の量は、やはり私の田舎が上のようです」
 私はようやく少し微笑を浮かべた。

「市岡さんの息子さんですが」
 私はハッとして、ちらりと伴野秘書を見やった。
 すると伴野秘書が言う。
「会長、市岡様様は、息子さんが東大受験に答案を提出しないでボイコットしたことで、ずいぶん心を痛めておられます」

 私は焦った、そんな言い方では会長にショックを与えてしまうじゃないか。
 木津賀会長はただ目を閉じて聞いている。

「それで、息子を総理大臣にする夢の実現性がなくなったから、お金を返そうと仰られて、まったく正直な方です」
 すると木津賀会長は目を開いて笑った。
「ハハハッ、本当に気持ちのよい方ですな。
 あれは夢を聞いた代価です、夢が実現するかまでは条件にしてません。
 どうしても邪魔なら、どこかに寄付されれば済むことじゃ」
 私はどう答えてよいか言葉が浮かばなかった。
 しかし、木津賀会長は微笑すら浮かべていた。
「市岡さん、息子を総理大臣にするというあんたの夢、そして私の夢は壊れたのかもしれまませんな。
 夢がすべて叶うわけではない、そんなことはあなただってよくご存知でしょうが」
「会長にあれほどの援助をいただいたのに、申し訳ないのです」
「しかし、あなたと私の夢は、まだ終わってないようじゃ」
 木津賀会長が目配せをすると、次の間のドアが開いた。

 私が振り向くと、翔也が照れくさそうに入ってきた。

「翔也、なぜここに?」
 木津賀会長が答える。
「昨日の朝、一番の便で、東京から飛んで来ての」
 私は翔也に問いかける。
「どうしてここがわかったんだ」
「本津賀さんて言えば保守党で有名だよ、すぐ調べがつくさ」
 本津賀会長が笑う。
「翔也さんは私に受験をボイコットしたことを詫びてくれましてな。
 そして、総理大臣にはなりたくないから金は返すと」
「そうですか、会長、愚かな息子を許してください」
 私は頭を下げた。
「いやいや、それがまだ続きがあるんだで、さ、翔也君」

 翔也は、私のすぐ前に歩み寄って言った。
「俺ね、冬休みに、子供の時のノート探して、物置をひっかきまわしてたんだよね。
 そしたら、父さんの書いた小説がさ、出てきたんだ」

 私は「あ」と息を洩らした。

「なんか、最初はSFだったり、おとぎ話風だったりなのね。
 だけどしまいに大上段に振りかぶって、ああだこうだって説教が入って、なんかもうダサダサなんだな、これが」
 私は赤面する。
「けど、少し我慢して何篇も読んでるとね、なんか心が落ち着いてきて、楽しいの。
 あれえ、親父ってけっこうジャブだけのボクサーのふりして、実は空手の七年殺しぃみたいな、ちょっとした文章の魔術師じゃないのって、すげー感心したんだ。
 父さんは親友が死んで小説やめちゃったみたいだけど、それっておかしくない?
 医者がたまたま患者が一人死んだからって、医者やめないでしょ、普通」
「あ、あのな」
 私が反論しようとして言葉を捜すうちに、翔也が続ける。
「こんなに面白いのにもったいないでしょ。
 だからさ、俺、そん時に、政治家はもうやめて、親父の夢継いで小説家目指したるって、決心しちゃったんだよね」

 急に何かがこみ上げて声が出なくなった。

「いいじゃん、小説。たかが小説、されど小説。
 小説だって奇跡のひとつぐらい、誰かの心に起こすかもしれないよ」
 本津賀会長が笑う。
「どうじゃ、あんたとわしの夢はまだまだ続いてゆくんだで」

 私は不覚にも息子の前で涙をこぼしていた。
 雪がやみ、窓一面から目眩い光がこぼれてくる。         《了》



 f_02.gif

※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。


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コメント

いい意味で

心温まるストーリーでした^^

今までのような大どんでん返しはなかったものの、良い意味で期待を裏切られたとでも言いましょうかw

私の夢いくらで買ってもらえますか!?w

応援ポチット!!

  • 2007/10/02(火) 22:40:32 |
  • URL |
  • 奈緒 #-
  • [編集]

7億……7億あったら、私、働かないかも(笑)

なんだか、いろいろ前向きになれるお話でした。
夢は、大きく持たなくちゃ!(笑)

ファブィ!

  • 2007/10/03(水) 12:33:13 |
  • URL |
  • もみじ #KKhd1Ueo
  • [編集]

7億ももらえたら、仕事やめて趣味に没頭だなw
でも、このお父さんはえらいな。
息子の為にもらったとはいえお金に全然手をつけないなんて。
う~ん。でもシンも生活費にしかつかわんかな……。
夢のあるお話ありがとうでした!
ファブィ!

  • 2007/10/03(水) 18:43:10 |
  • URL |
  • 見習猫シンΨ #ap6q.jK2
  • [編集]

奈緒さま どうもありがとうございます。

そうですね、5億ぐらいでどうです、同時に私にも5億ください、そうするとお金のやりとりなしに、評価として5億儲かった気分になります。これを円宙として広めましょうか?
円宙は何も買えないけど心が豊かになる(笑)

もみじさま ありがとうございます。

そうですよ、夢は大きく持った方がいい。
もみじさんにも5億円宙あげます。

見習い猫シンΨさま ありがとうございます。

趣味って何?0025にレポートお願いします。
見習い猫シンΨさまにも5億円宙あげます。

へへッ、これで銀河は15億円宙ゲットだ(笑)

  • 2007/10/03(水) 19:28:24 |
  • URL |
  • 銀河系一朗 #-
  • [編集]

 こんばんは。
 大変遅くなりました。
 作中の翔也くんのことばにどことなく管理人が重なってしまいました(笑)
 生活にどっぷり浸ってしまうと夢を見ていた頃があったことさえ忘れてしまいます(わたしの実感)。
 もう一度、夢を追いかけてみるのも悪くねえかな(笑)
 おやすみなさい。ポチです。
 

  • 2007/10/05(金) 03:25:31 |
  • URL |
  • 紗羅の木 #EBUSheBA
  • [編集]

沙羅の木さま ありがとうございました。

そうですね、小説の書き手の夢みたいな数行を書きたかったんです。
そのべらんめえ調の夢に5億円宙出資!

  • 2007/10/05(金) 11:35:11 |
  • URL |
  • 銀河系一朗 #-
  • [編集]

依頼料は2億円宙で引き受ける。
しかしターゲットは意外に慎重深く期待にそえる結果を報告できるかはわからない。

ファブィとやらをして帰るとする。

  • 2007/10/05(金) 17:23:59 |
  • URL |
  • 0025 #ap6q.jK2
  • [編集]

0025さま、初めてのご訪問ありがとうございます。
ええ?2億円宙もー、なんてけちけちする必要はないのだ。あげた分だけ、自分の持ち円宙も増えるのだから。
持ってけ2億円宙、探偵猫0025さん!

  • 2007/10/05(金) 20:43:58 |
  • URL |
  • 銀河系一朗 #-
  • [編集]

良いお話でした。
翔也君東大ボイコット凄すぎですが(笑)
夢は大きく持っていこうと思いました。
素敵なお話ありがとうございました。

  • 2007/10/19(金) 22:18:11 |
  • URL |
  • 安憧夏 #LkZag.iM
  • [編集]

安憧夏さま ありがとうございます。

自信溢れるボイコットですから、きっと将来大物になると思いますよ(笑)

  • 2007/10/19(金) 22:58:40 |
  • URL |
  • 銀河系一朗 #-
  • [編集]

いや~・・・・・・・・・・・・すごいですね
ホント良い小説だと思います
書店で立ち読みしたら、買ってしまうぐらい良い作品だと思います
ファヴィ

  • 2007/10/19(金) 23:53:06 |
  • URL |
  • 孫琳 #-
  • [編集]

とても良かったです。
最初から引き込まれ、どんどん読み進み・・・。
最後は、鳥肌が立ちました。
「たかが小説、されど小説。」
これからも素敵な小説を楽しみにしています。

  • 2007/10/20(土) 01:32:40 |
  • URL |
  • air #QRxYfbDY
  • [編集]

◆孫琳さま ありがとうございます。

そこまで褒められると木に登りますよ(笑)
ファブイありがとうございます。

◆air さま ありがとうございます。

褒めていただけて、嬉しいです。
「鷹が小説、鷲も小説」にしようかとも思いましたが、やめといて正解だったかな(笑)

  • 2007/10/20(土) 10:35:28 |
  • URL |
  • 銀河系一朗 #-
  • [編集]

こんばんは。
夢を売ってしまうのだから、その夢は叶わないんだと解釈しました。でもラスト良かったです。温かい気持ちになりました。きっと前編から“私”の気持ちがうまく表せていたからだと思います。無理なく自然にそういうことあるかもなんて、お話の世界に引き込まれました。

  • 2007/11/08(木) 02:53:01 |
  • URL |
  • つる #-
  • [編集]

◆つるさま ありがとうございます。

そうですね、もともとの案は、救いなしのSFでした。今回、書く時に、小説を愛する人に捧げる小説として、大きくラストを変更しました。

  • 2007/11/08(木) 15:41:52 |
  • URL |
  • 銀河系一朗 #-
  • [編集]

こんにちは。
どれから読んでいいかわからなかったので、こちらからお邪魔しました。タイトルが魅力的だったし。

ラストがとっても良かったです。悲劇でもブラックでもなく、ほんわり終わった感じですね。
またきますね。

  • 2007/11/15(木) 13:07:28 |
  • URL |
  • 七花 #-
  • [編集]

◆七花さま ありがとうございます。

夢はいつまでも持ち続けたいですね。褒めていただけて嬉しいです。

  • 2007/11/15(木) 20:47:18 |
  • URL |
  • 銀河系一朗 #-
  • [編集]

おはようございます。
遅ればせながら、このお話を最後まで読ませていただきました。
今日は10:30に耳鼻科の予約を入れていたんですが、今から涙と鼻水が止まりません。どうしてくれましょう。爆

しかし、いつもながら良く調べて取り掛かってますね。それも感心しましたし、ラストがいい。

素晴らしい!!
銀河さん、ありがとう!!!

  • 2007/12/08(土) 08:19:32 |
  • URL |
  • たろすけ(すけピン) #rFJbKIhU
  • [編集]

◆たろすけ(すけピン) さま ありがとうございます。

症状大丈夫でしたか、少し心配です(笑) 
褒めていただけて光栄です。

  • 2007/12/08(土) 15:49:49 |
  • URL |
  • 銀河系一朗 #-
  • [編集]

古い記事にコメさせてもらってすみません。
読み足りなくて(笑)他の作品も拝見させてもらってます。
これ面白かったです。
夢を買う目的も、お父さんの夢も、なかなか先が読めなくて、見事にハマりました。
あ、別記事で天野教授もみつけましたよ!

  • 2008/09/02(火) 21:53:51 |
  • URL |
  • ia. #-
  • [編集]

◆ia. さま ありがとうございます。

自分も好きな話なので、嬉しいです^^
もう少しふくらませた方がよいのですが。
天野は心理学教授の酉彦が現代、物理学助教授の辰彦が酉彦の祖父で大正時代です。

  • 2008/09/03(水) 17:34:37 |
  • URL |
  • 銀河系一朗 #DhVq6Ht6
  • [編集]

こんばんは。
私これ、読んでましたね。
おぼえてなかった…。
しかも薄っぺらい感想まで書き込んで恥ずかしい(*ノдノ)

前回はミステリアスな展開に目がいってしまってましたが、
今回は「夢」が「欲」に代わるんじゃないかとハラハラしながら読みました。
7億ですもんねえ。
それまではお金の単位ですらなかった「7億」が、
現実に手に入ったら手放すのが惜しくなる気持ちもわかります。
家族がバラバラにならなくてよかったです。

「汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる」
って中原中也でしたっけ?
私の汚れた心もこの作品に清めてもらった気分ですw

  • 2015/11/15(日) 03:18:45 |
  • URL |
  • ia. #DQukzmQA
  • [編集]

★ia. 様 ありがとうございます!

>今回は「夢」が「欲」に代わるんじゃないかとハラハラしながら読みました。

そうですよね。
宝くじなら、びっくりして当選番号を確かめてニヤニヤして、あれを買って、これを買って、……いけね、中原中也に清めてもらってきます(笑)

この話の朗読会は来年1月23日らしいんですが、ネットに告知していいか今度確かめてみます。

  • 2015/11/15(日) 21:31:33 |
  • URL |
  • 銀河径一郎 #7VZ5bVfM
  • [編集]
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  • 2007/10/30(火) 19:43:23 |
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